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ドゥワチャライク佐藤です。2011年に地元山形に戻って以来、酒田市を中心にイベントの制作を行っています。2016年には『DO IT 2016  -YAMAGATA MUSIC FES.』というフェスを開催しました。音楽はもちろん、映画、トークライブなど、「日常の延長線上にあり、日常にお持ち帰りできる非日常」をイベントという形で作れればと思っています。ドゥワチャライクは、いろんな人の様々な暮らしが集まる、『暮らしのお祭り』です。普段自分たちが生活する地域に溢れたり隠れたりしている「面白やワクワク」。更に、それを作る人達が影響を受けたり支えにしたりしている、「遠くの面白やワクワク」を、ドゥワチャライクに集めたいと思っています。ドゥワチャライクの企画を始めて、色んな人と出会い、言葉を交わし、僕たちの山形が広くなっていく中で、何気なく流していた風景も、ただの岩場がステージに見えたり、転がる木がお宝に見えたり。今まで見ていなかったことが見えるようになってきました。「地域をどうにかしたい」や「もっと生活がこうなればいいのに」という思いは、もちろんいつも持っています。でも、大切にしたいのは、「地域を変える」のではなく、「地域を広げる」ような感覚。今ある日常を否定して1 から作り変えるのではなく、一人ひとりの日常そのものを広げて楽しんでいく感覚です。お祭り当日に楽しく盛り上がってそこで終わり、ではなく、お祭りを通して出会った繋がりや、お祭りを通して感じた自分にとって新しい価値観や物の見方を、日常に持ち込んで、もっと毎日を楽しくやっていきたい。会場を後にするとき、家を出るときに比べて、なんとなく、山形が、暮らしが、人生が、豊かになっている。そこで出会った人たちと、「何か始めようぜ」とまた集まって、そこにまた新しいお祭りが生まれる。でも一人じゃしんどいから、それぞれが出来ることとやりたいことを、集めて共有して、みんなで祭りを( そして暮らしや街を) 作っていく。強制でも矯正でもなく、共感を大切にして、地域を繋ぐ。( 田舎は狭いな~ と思っていたけど、実際はとても) 広くて豊かだった「この街」を、「お祭り」を通して体現していくことで、日常がなんとなく豊かになっていく。「普段」とか「生活」を楽しく広くした結果、「普段」が豊かになり、結果的にいつの間にか街が変わっていた。僕たちが目指したいのは、そんな静かで力強い暮らしの革命です。なので、ドゥワチャライクでは、そうした思いを表現してくれる、「今日と明日を」大切にするアーティストに参加して頂いています。更に、山形庄内で活躍する「フラワーリース屋さん」や「伝統工芸作家さん」「農家さん」「お菓子屋さん」「ラーメン屋さん」も、暮らしを広げるきっかけとして、集まります。繋がりが生まれる、祭りが動く、そこに寄り添う音楽が、イベントとその次の日以降の生活を、きらめきを帯びたものにしてくれる。そんなイベントがドゥワチャライクでありたいといつも思っています。